【ROOM FM】The Escape to old America selected by DIVER

オールドなアメリカの1日を楽しめる!三度の飯より海と映画を愛するデザイナーDIVERセレクトのプレイリスト

映画で夢見た、アメリカの田舎町への逃避行。
どうも、三度の飯より海と映画を愛するデザイナーDIVERです。

普段はフリーランスでグラフィックデザイナー兼アートディレクターをしており、
ブランディングから企業や店舗の紙媒体、WEBなどの制作物まで幅広く携わっています。

一番の趣味は映画。年間100本以上、ほぼ全作品2回以上は見ています。
ROOMにおいても『シネマニア』という記事を書かして頂いてます。特にハリウッド映画が大好きです。

2020年は映画に関する発信を本格的に動いていこうと考えてる自分が今回、プレイリストを担当させて頂くことになり
テーマを「The Escape to old America(古きアメリカへの逃避行)」とさせていただきました。
仕事や、家庭。生きてると色んな悩みが生きているとありますが
そんなのに押しつぶされそうになり、全てを投げ出してただひたすらに田舎道をオープンカーで走り出しくなるような時って
みなさんあるんじゃないでしょうか? でも実際簡単にできることじゃないですよね笑
僕にとって、映画がその役割を担ってくれていたりします。
小さい時から、憧れのアメリカの街並みや暮らし、日本とは違う文化をスクリーンで観ることで目をキラキラと輝かせていました。
だからこそ自分が担当する今回は、
聴くみなさんにとって非日常。
まるでオールドなアメリカの田舎道を走っていくような逃避行(The Escape)となるプレイリストにしたいなと思い、作ってみました。
それこそアメリカに旅行した時はもちろん、
友達と田舎へドライブしに行く時、キャンプしてる時など非日常な時間を過ごす時に流してもらえたら幸いです!
映画マニアの誇りをかけて、全曲映画で使われてる曲で構成し、
オールドなアメリカの1日(朝〜夕)を楽しめる内容にしています。では曲紹介いきましょう!

曲紹介

Baby driver


天下のサイモン&ガーファンクルによる楽曲。タイトルと同じ映画、「ベイビードライバー」みなさん見ましたか??
音楽とカーアクションの組み合わせ、斬新で痛快でしたよねー。ラストにさらっとかかるこの曲がカッコ良すぎる。

Easy

こちらも「ベイビードライバー」で使われた名曲。Cam’ronのHey maの原曲としても有名ですね。
どちらも素晴らしい!

Sweet home alabama

この曲こそ、アメリカの田舎道を思い出しますよね。
まさにアメリカの原風景でもある映画、フォレストガンプでも使われています。
個人的には、「テキサス・チェーンソー」で冒頭に、若者たちが田舎へ旅行するシーン(ホラーあるある)でかかってたのが印象的です。
そのあとチェーンソーで殺されまくります。笑

Lake Shore Drive


オールディー×宇宙がこんなにも合うのか、と驚かされた異色のMCU作品「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で使用された、
海岸沿いをドライブするのにおすすめな曲です。劇中では車じゃなくて、ミラノ号という宇宙船でドライブしてますが。

I got name


1973年リリースのジム・クローチの名曲。
この曲が印象的だったのは
タランティーノの「ジャンゴ/繋がれざる者」主人公のジャンゴとパートナーのドイツ人医者バウンティ・ハンターが
一緒に旅するシーンでかかるんですが、全く時代とか関係ない笑 
ただ、めっちゃ合う…!映画見てもらえばわかるんですが、レコード回し始めた時のノイズ音鳴るんですね。
なんとタランティーノさんアナログレコード録音してサントラ作ってます。恐れ入ります…!
自分がこの曲に出会ったフィーリングを観客にも感じてもらおうという小さなこだわりが見えますね。さすがっす。

Mr.Sandman


もはやレトロの域の楽曲。1954年リリースのMr.Sandman。
僕が人生で1番好きな映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で主人公のマーティが1955年にタイムスリップ、
町に出てみたところでかかります。BTFには他にも良い曲がたくさんあるのですが、
今回は旅という点で過去へ旅したマーティと同じ気持ちになってもらえるこの曲を。

Ain’t No Mountain Enough


マーヴィン・ゲイとタミー・テレルによる名曲。1967年の曲とは思えないほどキャッチーで何年経っても口ずさんでしまうメロディですよね。
この曲で思い出すのは、「タイタンズを忘れない」です。ジェリー・ブラッカイマー制作のアメフト青春映画。
黒人差別問題に社会が揺れた時代に肌の色関係なくチームとして友情を築いていく彼らがロッカールームで歌います。
自分自身、高校時代アメフト部だった時マネして流してました。笑

Sexual Healing


マーヴィン・ゲイの名曲をニューオーリンズをベースに活動するブラスバンドHot 8 Brass Bandがカバー。
身体が勝手に揺れてしまうようなアップチューンに生まれ変わっています!
この曲といえば、アイアンマンの監督/ハッピー役で
MCUにて大人気のジョン・ファブローが主演/監督を勤める「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」ですね〜。
主人公たちがフードトラックでニューオーリンズへ向かう車中で流れます。
最高の選曲!この映画はサントラが完璧なのでぜひ他の曲もチェックしてみてください!

Promised land


エルヴィス・プレスリーによる古き良きロック&ロール。なんか店員がローラースケートで来るダイナーとかが目に浮かぶ感じです。笑
 この曲といえば「メン・イン・ブラック」。逃げる宇宙犯罪者を重力を無視する特別仕様車で追いかけ、
トンネルの天井を走ってる時にKがかけますね。
エルヴィスは死んだだろ?というJに対するKの返答が「いや、故郷の星に帰っただけさ。」渋すぎるぜジジイ!
みなさんは車に赤いボタンがあっても絶対に押さないように。

Good Thing


ポール・リヴィラとザ・レイダースによる楽曲。
曲は、2019年公開したクエンティン・タランティーノ監督作品「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で使われています。
個人的ランキング昨年1位とさしてもらってる作品ですが、なんとゴールデングローブ賞で作品賞まで取りましたね。
この人のサントラへのこだわりは前述した通りですが、
この映画でも60年代のハリウッドを詰め込んだような最高のサントラに仕上がっています!

The Escape(The Piña Colada Song)


こちらも、前述した「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で使われた楽曲です。
歌詞がとにかくいい…!是非和訳の歌詞を調べて見てみてください。
ピニャコラーダを片手に大切な人とサンセットを見ながら聴きたくなりますよ。
ちなみに、ジャック・ジョンソンによるカバーverが、映画「LIFE!」で使われています。
作中、主人公も口ずさむシーンもあるんですが、こちらはこちらですごくいいのでシチュエーションに合わせて是非聴き分けてみてください。

The night they drove old dixie town


このドライブもそろそろ終わりですね…って感じで聴いて欲しい一曲。
カントリーな雰囲気がじんわり広がるこの曲は、2018年公開の「スリー・ビルボード」で使用されています。
こちらのレビューもまた『シネマニア』にて投稿しますので是非チェックしてみてくださいね。

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DIVER/
Salvage Designという屋号でアートディレクター/デザイナーとして関西で活動。
CLUSTERというフリーランスクリエイター集団を運営している。ROOMではフライヤーをはじめとしたクリエイティブを担当。
DJとしても活動しており、枠にとらわれない幅広いジャンルを織り交ぜたMIXの制作も行っている。
趣味は映画鑑賞(年間100本以上)/スキューバダイビング/釣り/海外旅行

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