あなたは何組知ってますか?ROOM出演アーティストについて予習しよう!
■Kick a Show
DJユニットY2FUNXのシンガーとして活躍し、2016年にはソロとして本格的に動き出す。今回の「ROOM」へは、2月14日にリリースしたばかりのデビュー・アルバム『The Twelve Love』のリリース・パーティも兼ねての出演ということで、本人も気合い十分。同作には、okadadaやZEN-LA-ROCK、G.RINA、田我流ら、そうそうたるメンバーが制作に関わり、自身もまた、MONDO GROSSOのアルバム『何度でも新しく生まれる』に収録されている「SEE YOU AGAIN」に、作詞とヴォーカルで参加。その幅広いアーティストとの繋がりからもわかる、ストリートやクラブ・カルチャーへのリスペクトがあってこそのユーモアとセンスが導き出す最新型ポップを、目の前で感じてほしい。
■ZEN-LA-ROCK
今回の「ROOM」でアルバム『The Twelve Love』のリリース・パーティを開催するKick a Showのパーティ・サポートを買って出てくれた熱きベテラン。同作収録の「Cleopatra etc.」にも参加していた彼だが、キャリアや年齢を超えて、力のある者同士が認め合う結束の強さがあったうえでのフットワークの軽さ、すなわち現代のヒップホップやR&B、ポップ・ミュージックのクリエイティヴそのものを支えるアティチュードを、「ROOM」の場で示してくれることとなった。ヒップホップやR&Bが国内を最初に席巻した1990年代をオン・タイムで体験し、現在までの紆余曲折や進化をクラブ・シーンからポップ・ミュージックのフィールドに至るまで、広い視点で見てきた彼だからこその熱に溢れたパフォーマンスは必見。
■Jin Dogg
関西のトラップ界を引っ張る、大阪は生野区発のラッパー。Hibrid Entertainment所属。在日コリアン3世で、韓国のインターナショナル・スクールに通っていたこともあり、韓国語、英語、日本語、そして関西弁を織り交ぜたトリリンガル・ラップと、ストリートに根差した辛辣なリリック、細やかなライミングをあえて気にしない、荒々しくも言葉の力を最大限に引き出せる表現力が持つ輝きこそ、彼自身であり、ライフスタイルであり、ヒップホップ。その地元パワーで、Club Jouleのフロアを大いに揺らしてくれることだろう。
■Sam Is Ohm
Kick a Showのプロデューサーであり、ZEN-LA-ROCKとも関わりが深く、彼への曲提供やバックDJも務める。ほか、クラブの現場でのDJ、CMやイベントの音楽を担当したり、オノマトペを立体化するというチャレンジのサウンドを担当したりするなど、そのあくなき音への探求心が注目を集めている。Kick a Show、ZEN-LA-ROCK、Jin Dogg、Sam Is Ohm、が揃って出演する今回の「ROOMBASE」ステージ。ヒップホップを太い根に持つ極上のエンターテインメントにあるパワーを、ぜひ感じ取っていただきたい。
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